チュートリアル9

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([4桁の数字].csv 例:5339.csv)
(meshTileViewer.html, meshTileViewer.js)
 
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また、[[チュートリアル8]]よりも大きいデータ(メッシュ数が多い、細かい)を扱います。そのためタイリングに加えて簡単なタイルピラミッドを構築し、小縮尺と大縮尺で表示するデータを変化させる機能([https://en.wikipedia.org/wiki/Level_of_detail_(computer_graphics) Level of Detail])も実装します。
 
また、[[チュートリアル8]]よりも大きいデータ(メッシュ数が多い、細かい)を扱います。そのためタイリングに加えて簡単なタイルピラミッドを構築し、小縮尺と大縮尺で表示するデータを変化させる機能([https://en.wikipedia.org/wiki/Level_of_detail_(computer_graphics) Level of Detail])も実装します。
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* 実際の動作は、[https://svgmap.org/devinfo/devkddi/tutorials/mesh2/mesh2.html こちら]をクリック。
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* 使用ファイルの[https://www.svgmap.org/devinfo/devkddi/tutorials/mesh2.zip ZIPアーカイブファイル]
  
 
=表示するデータ=
 
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*1行目:1次メッシュコード
 
*1行目:1次メッシュコード
 
*2行目以降:
 
*2行目以降:
**1桁目:自治体コード(市区町村コード 数字5桁)
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**1桁目:自治体コード(市区町村コード 数字5文字)
**2桁目以降:3次メッシュコードの下4桁 可変長
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**2桁目以降:3次メッシュコードの下4文字 可変長
 
***1行目の1次メッシュコードを先頭に付与することで3次メッシュコードが得られる(簡易的なデータ圧縮)
 
***1行目の1次メッシュコードを先頭に付与することで3次メッシュコードが得られる(簡易的なデータ圧縮)
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****top.csvの1行目が空白行なのは同じルールで処理できるようにするためです
 
*実データの抜粋
 
*実データの抜粋
 
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===code_name.csv===
 
===code_name.csv===
 
*[[チュートリアル9b]]のためのデータ。市区町村コードと自治体名称との間の辞書データです。
 
*[[チュートリアル9b]]のためのデータ。市区町村コードと自治体名称との間の辞書データです。
*1桁目:市区町村コード
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*1桁目:市区町村コード(数字5文字)
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** 県の自治体コードは先頭2文字を取ることで得られる
 
*2桁目:国名
 
*2桁目:国名
 
*3桁目:県名
 
*3桁目:県名
 
*2桁目:市区町村名
 
*2桁目:市区町村名
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* 実データの抜粋
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01101,日本,北海道,札幌市中央区
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01102,日本,北海道,札幌市北区
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01103,日本,北海道,札幌市東区
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=Container.svg=
 
=Container.svg=
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<!-- OpenStretMap背景地図を表示状態として読み込む -->
 
<!-- OpenStretMap背景地図を表示状態として読み込む -->
<animation xlink:href="../tutorial5/dynamicOSM_r11.svg" x="-3000" y="-3000" width="6000" height="6000" title="Japan Coastline" class="basemap" visibility="visible"/>
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<animation xlink:href="./dynamicOSM_r11.svg" x="-3000" y="-3000" width="6000" height="6000" title="Japan Coastline" class="basemap" visibility="visible"/>
  
 
<!-- 自治体コード3次メッシュデータレイヤーを表示状態として読み込む -->
 
<!-- 自治体コード3次メッシュデータレイヤーを表示状態として読み込む -->
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<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
 
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<svg  xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink" viewBox="-42.8202042942663, -49.9999999999999, 513.842451531196, 600" xmlns:go="http://purl.org/svgmap/profile"  xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/" property="Local government codes" data-controller="meshTileViewer.html#exec=hiddenOnLayerLoad">
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<svg  xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink" data-controller="meshTileViewer.html#exec=hiddenOnLayerLoad" viewBox="-42.8202042942663, -49.9999999999999, 513.842451531196, 600" property="Local government codes">
  
 
<globalCoordinateSystem srsName="http://purl.org/crs/84" transform="matrix(100,0,0,-100,0,0)" />
 
<globalCoordinateSystem srsName="http://purl.org/crs/84" transform="matrix(100,0,0,-100,0,0)" />
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</pre>
 
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=meshTileViewer.html=
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=meshTileViewer.html, meshTileViewer.js=
 
タイルピラミッドとして分割・階層化されたメッシュデータを縮尺と表示領域に応じて読み込み、上記SVGコンテンツのDOMを操作して一個一個のメッシュをsvgのrect要素として可視化します。
 
タイルピラミッドとして分割・階層化されたメッシュデータを縮尺と表示領域に応じて読み込み、上記SVGコンテンツのDOMを操作して一個一個のメッシュをsvgのrect要素として可視化します。
  
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*onload
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**<code>document.addEventListener("zoomPanMap", updateLayer,false);</code> SVGMap.jsが伸縮スクロール時に発行する}イベントに対するハンドラを設定(伸縮スクロールに応じて表示内容を変化させるため)
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**<code>updateLayer();</code> ロード直後には上記のハンドラを直接動作させ初期表示状態をつくる
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*<code>updateLayer()</code> 縮尺と領域に応じてデータDL・地図を描画
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**<code>svgMap.getGeoViewBox();</code> SVGMap.jsのAPI 表示している領域を地理座標で得る
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**<code>svgImageProps.scale</code> SVGMap.jsのAPI このWebAppが紐付いているSVGMapコンテンツの、現在の表示スケール
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**<code>getTileURLs()</code>大縮尺表示のケースで表示するべきタイルのファイル名をリストアップする関数(表示している領域をもとに)
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**<code>maintainImages</code>伸縮スクロールの1ステップ前に表示していたコンテンツ(SVGの図形要素)のうち、今ステップでもそのまま維持しておくタイルのファイル名をリストした連想配列。
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***タイル単位でグループ(svgの<code>g</code>要素)となっており、タイル単位での管理を行っている。
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***同g要素のdata-src属性に、該当するタイルのファイル名が設定されており、これで判別している
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*<code>showTileMap()</code> 新たにデータを読み込んで表示すべきタイル1個のデータを構築し、描画ルーチンに渡す(非同期)
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**<code>meshData</code>: 一時的にメッシュデータ構築する変数(構造化された連想配列)
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***meshData[メッシュコード][0..n]:自治体コード (一つのメッシュに福栖の自治体が含まれることがあることに注意)
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*<code>buildMeshTileSvg()</code>
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**<code>svgImage</code> このwebAppに紐付られたSVGコンテンツ(meshTileViewer.svg)のDOMのオブジェクト
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**svgの<code>g</code>要素でタイルコンテンツのメッシュデータをグループ化
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**svgの<code>rect</code>要素で各メッシュデータを可視化
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***<code>data-src</code> 属性に、そのタイルコンテンツのソースファイル名を設定(次ステップでの再利用判別用)
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**<code>getHue()</code> 適当なハッシュ関数を使い、自治体コードに適当な色(色相 H値)を割り当てる関数
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**<code>HSVtoRGB()</code> HSV値(S,Vは最大値固定)からRGB値を算出する関数
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**<code>blendColor()</code> 加色混合関数(一つのメッシュに複数の自治体(の色)が割り付けられることがあるため色混合する)
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**<code>svgMap.refreshScreen()</code> DOM生成が完了したら描画を指示する
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***タイルが1個読まれる毎に再描画が起きることになります(プログレッシブに表示)
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*** [[解説書#.E5.86.8D.E6.8F.8F.E7.94.BB.E3.81.AE.E5.88.B6.E9.99.90|参考]]
  
 
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<title>Tiled UTM Grid Data visualizer</title>
 
<title>Tiled UTM Grid Data visualizer</title>
 
</head>
 
</head>
 +
<script src="https://cdn.jsdelivr.net/gh/svgmap/svgmapjs@latest/svgMapLayerLib.js"></script>
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<script src="meshTileViewer.js"></script>
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<body>
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<h3>地域基準メッシュデータを表示します</h3>
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</body>
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</html>
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<script>
 
  
 
var meshCsvHd = "meshTiles/";
 
var meshCsvHd = "meshTiles/";
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}
 
}
  
</script>
 
<body>
 
<h3>地域基準メッシュデータを表示します</h3>
 
</body>
 
</html>
 
 
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2024年7月24日 (水) 10:29時点における最新版

目次

[編集] チュートリアル9 WebApp Layer メッシュタイル

タイル分割されたメッシュデータを表示するチュートリアルです。読み込むメッシュデータはチュートリアル8と異なり、Gridded XYZタイプのデータを扱ってみます。

また、チュートリアル8よりも大きいデータ(メッシュ数が多い、細かい)を扱います。そのためタイリングに加えて簡単なタイルピラミッドを構築し、小縮尺と大縮尺で表示するデータを変化させる機能(Level of Detail)も実装します。


[編集] 表示するデータ

[編集] 使用するグリッド化ルール

[編集] データの内容

  • 統計局の市区町村別メッシュ・コード一覧で公開されているデータを使います
  • 各メッシュがどの自治体に属しているのかを可視化することにします
  • 小縮尺では2次メッシュ(約10Km四方のメッシュ)で県レベル、 大縮尺では3次メッシュ(約1Km四方)で市区町村レベルの可視化をしてみます。

[編集] データの準備

[編集] 元データの準備

  • こちらのWebAppでデータを取得します。
  • このwebAppは 統計局の市区町村別メッシュ・コード一覧からすべてのCSVを自動的に取得し、指定したメッシュレベルのCSVデータが保存できます。(すべてブラウザ上で実行)
  • 操作方法
    • japanMesh_r3.htmlにアクセス
      • CSVデータの収集が完了するまでしばらく待ちます。
    • 市区町村を選択
    • 3次メッシュを選択
    • 集計実行を押す
    • CSVをダウンロード を選択するとCSVが保存できる (mesh.csvで保存)

[編集] タイルピラミッドの構築

本チュートリアルはバックエンドにDBや動的なwebサービスを配置しない、Jamstackな構成とします。

取得した元データから静的なタイルぴピラミッドデータ(CSVファイル群)を生成します。生成のためのツールはこちらに用意したmesh2tileBasic.pyを使います。

  • mesh2tileBasic.pyをローカルPCに保存
  • 作業ディレクトリにtilesディレクトリを用意
  • python mesh2tileBasic.py mesh.csv で実行(mesh.csvはDLした元データのファイルパス)
  • tilesディレクトリにタイル分割されたメッシュデータが保存されています。

[編集] タイルピラミッドデータの説明

[編集] top.csv

小縮尺用のデータ(タイルピラミッドの頂点のデータ)

  • 1行目:空白行
  • 2行目以降:
    • 1桁目:自治体コード(県コード 数字2文字)
    • 2桁目以降:2次メッシュコード 可変長
  • 実際のデータの抜粋

01,634150,654560,664632,634260,...
02,604070,614010,614033,604054,...
03,594116,594163,594110,604115,...
...
...

[編集] [4桁の数字].csv 例:5339.csv

大縮尺用のタイル分割されたデータ(1次メッシュ単位で分割しています)

  • ファイル名の[4桁の数字]:1次メッシュコード
  • 1行目:1次メッシュコード
  • 2行目以降:
    • 1桁目:自治体コード(市区町村コード 数字5文字)
    • 2桁目以降:3次メッシュコードの下4文字 可変長
      • 1行目の1次メッシュコードを先頭に付与することで3次メッシュコードが得られる(簡易的なデータ圧縮)
        • top.csvの1行目が空白行なのは同じルールで処理できるようにするためです
  • 実データの抜粋
5339
08211,7763,7764,7766,7767,7773,7774,...
08217,6799,7709
08224,6798,6799,7707,7708,7709,7716,...
...
...

[編集] 注記

  • 上記2種類のファイルがGridded XYZデータに相当します。XYデータが一見ないように見えますが、メッシュコードはグリッド化されたXY座標を符号化した情報であるためです。
  • また、本来のもっとも一般的なGridded XYZデータは、1行に1個ずつのXYZデータがあります。 一方、今回のデータは1行に  Z,XY1,XY2,XY3.....XYn という形で、共通のZ値を持った複数のXY値を1行に可変長で符号化した少し変則的なデータになっています。(データサイズが小さくなるため)

[編集] code_name.csv

  • チュートリアル9bのためのデータ。市区町村コードと自治体名称との間の辞書データです。
  • 1桁目:市区町村コード(数字5文字)
    • 県の自治体コードは先頭2文字を取ることで得られる
  • 2桁目:国名
  • 3桁目:県名
  • 2桁目:市区町村名
  • 実データの抜粋
01101,日本,北海道,札幌市中央区
01102,日本,北海道,札幌市北区
01103,日本,北海道,札幌市東区
...
...

[編集] Container.svg

  • メッシュデータを表示する主題レイヤと、背景地図(OpenStreetMap)をanimation要素で読み込んでいます。
  • チュートリアル6同様にクリッカブルなレイヤーを指定しています。
    • 後述のように、メッシュデータをベクトルデータとして可視化し対話性を実現するため、class属性でclickableを指定しています。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<svg xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink" viewBox="122.9800817, -45.398095, 21.97626, 21.0533039" >
 <globalCoordinateSystem srsName="http://purl.org/crs/84" transform="matrix(1,0,0,-1,0,0)" />

<!-- OpenStretMap背景地図を表示状態として読み込む -->
<animation xlink:href="./dynamicOSM_r11.svg" x="-3000" y="-3000" width="6000" height="6000" title="Japan Coastline" class="basemap" visibility="visible"/>

<!-- 自治体コード3次メッシュデータレイヤーを表示状態として読み込む -->
<animation xlink:href="meshTileViewer.svg" x="-3000" y="-3000" width="6000" height="6000" title="admCode" class="Mesh clickable" visibility="visible" opacity="0.6"/>
</svg>

[編集] meshTileViewer.svg

  • ドキュメントルート要素(svg要素)の、data-controller属性で、このレイヤーを操作するwebAppを指定しています。
    • data-controller="meshTileViewer.html#exec=hiddenOnLayerLoad
    • exec=hiddenOnLayerLoadは、レイヤが表示状態になるとwebAppのウィンドが隠れた状態で動作する設定です。(詳しくはこちら
  • ここにはデータは何もない空のコンテンツ、先述のレイヤーを操作するwebAppがこのSVGコンテンツのDOMを動的に操作して可視化が行われます。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<svg  xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink" data-controller="meshTileViewer.html#exec=hiddenOnLayerLoad" viewBox="-42.8202042942663, -49.9999999999999, 513.842451531196, 600" property="Local government codes">

<globalCoordinateSystem srsName="http://purl.org/crs/84" transform="matrix(100,0,0,-100,0,0)" />
</svg>

[編集] meshTileViewer.html, meshTileViewer.js

タイルピラミッドとして分割・階層化されたメッシュデータを縮尺と表示領域に応じて読み込み、上記SVGコンテンツのDOMを操作して一個一個のメッシュをsvgのrect要素として可視化します。

  • onload
    • document.addEventListener("zoomPanMap", updateLayer,false); SVGMap.jsが伸縮スクロール時に発行する}イベントに対するハンドラを設定(伸縮スクロールに応じて表示内容を変化させるため)
    • updateLayer(); ロード直後には上記のハンドラを直接動作させ初期表示状態をつくる
  • updateLayer() 縮尺と領域に応じてデータDL・地図を描画
    • svgMap.getGeoViewBox(); SVGMap.jsのAPI 表示している領域を地理座標で得る
    • svgImageProps.scale SVGMap.jsのAPI このWebAppが紐付いているSVGMapコンテンツの、現在の表示スケール
    • getTileURLs()大縮尺表示のケースで表示するべきタイルのファイル名をリストアップする関数(表示している領域をもとに)
    • maintainImages伸縮スクロールの1ステップ前に表示していたコンテンツ(SVGの図形要素)のうち、今ステップでもそのまま維持しておくタイルのファイル名をリストした連想配列。
      • タイル単位でグループ(svgのg要素)となっており、タイル単位での管理を行っている。
      • 同g要素のdata-src属性に、該当するタイルのファイル名が設定されており、これで判別している
  • showTileMap() 新たにデータを読み込んで表示すべきタイル1個のデータを構築し、描画ルーチンに渡す(非同期)
    • meshData: 一時的にメッシュデータ構築する変数(構造化された連想配列)
      • meshData[メッシュコード][0..n]:自治体コード (一つのメッシュに福栖の自治体が含まれることがあることに注意)
  • buildMeshTileSvg()
    • svgImage このwebAppに紐付られたSVGコンテンツ(meshTileViewer.svg)のDOMのオブジェクト
    • svgのg要素でタイルコンテンツのメッシュデータをグループ化
    • svgのrect要素で各メッシュデータを可視化
      • data-src 属性に、そのタイルコンテンツのソースファイル名を設定(次ステップでの再利用判別用)
    • getHue() 適当なハッシュ関数を使い、自治体コードに適当な色(色相 H値)を割り当てる関数
    • HSVtoRGB() HSV値(S,Vは最大値固定)からRGB値を算出する関数
    • blendColor() 加色混合関数(一つのメッシュに複数の自治体(の色)が割り付けられることがあるため色混合する)
    • svgMap.refreshScreen() DOM生成が完了したら描画を指示する
      • タイルが1個読まれる毎に再描画が起きることになります(プログレッシブに表示)
      • 参考
<!doctype html>
<html>
<head>
<title>Tiled UTM Grid Data visualizer</title>
</head>
<script src="https://cdn.jsdelivr.net/gh/svgmap/svgmapjs@latest/svgMapLayerLib.js"></script>
<script src="meshTileViewer.js"></script>
<body>
<h3>地域基準メッシュデータを表示します</h3>
</body>
</html>


var meshCsvHd = "meshTiles/";
var topCsv = meshCsvHd+"top.csv";

var tileThScale = 8;

onload=function(){
	document.addEventListener("zoomPanMap", updateLayer,false);
	updateLayer();
}

function updateLayer(){
	// 縮尺と領域に応じてデータDL・地図を描画する。
	
	var tileURLs;
	var geoViewBox = svgMap.getGeoViewBox();
	
	// 表示すべきタイルを縮尺と領域に基づいてリストアップする
	if ( svgImageProps.scale > tileThScale ){
		// 大縮尺の分割タイルデータを表示する
		tileURLs= getTileURLs(geoViewBox);
	} else {
		// 小縮尺のtopCsvデータを表示する
		tileURLs=[topCsv];
	}
	
	var maintainImages={}; // 保持すべきタイルを保持する配列
	var prevImages=svgImage.getElementsByTagName("g"); // 1ステップ前までに描画完了しているタイルたち
	for ( var i = prevImages.length-1 ; i >=0  ; i-- ){ // 1ステップ前のコンテンツで維持すべきものと消すべきものを選別する
		var dataSrc = prevImages[i].getAttribute("data-src");
		if ( tileURLs.indexOf(dataSrc)>=0 ){ // 読むべきコンテンツで1ステップ前にあるものは維持
			maintainImages[dataSrc]=true;
		} else { // それ以外は消去
			prevImages[i].remove();
		}
	}
	
	// 読み込むべきタイルで1ステップ前に読み込まれていないタイルを読み込ませる
	for ( var i = 0 ; i < tileURLs.length ; i++ ){
		var durl = tileURLs[i];
		if ( maintainImages[durl] ){
			// skip loading
		} else {
			showTileMap( durl );
		}
	}
}

function getTileURLs(geoViewBox){ 
	// 表示領域の中にあるメッシュ調べ、そのファイルをリストアップ
	var tileURLs= getMeshArray(geoViewBox, 1);
	for ( var i = 0 ; i < tileURLs.length ; i++ ){
		tileURLs[i]=meshCsvHd + tileURLs[i] + ".csv";
	}
	return (tileURLs);
}

async function showTileMap(url){
	// タイルデータを読み込んでパースし、画像生成ルーチンに渡す
	var txtData = await loadText(url);
	
	var rowData = txtData.split(/[\r\n]+/);
	// 1行目はタイルのメッシュ番号
	var meshData ={}; // メッシュ番号をKeyとした連想配列としてメッシュデータを構築 Valは自治体コードの配列(複数の自治体に属するものがあるため配列)
	for ( var i = 1 ; i < rowData.length ; i++ ){
		var colData = rowData[i].split(",");
		// 1カラム目は自治体コード、2カラム目からがメッシュ番号の断片(タイルのメッシュ番号を加えてメッシュ番号になる)
		for ( var j = 1 ; j<colData.length ; j++){
			var meshNumb = rowData[0]+colData[j]; // タイルのメッシュ番号に断片を加えメッシュ番号を生成
			if ( meshData[meshNumb]){ // 複数の自治体に属するメッシュ
				meshData[meshNumb].push(colData[0]);
			} else {
				meshData[meshNumb]=[colData[0]];
			}
		}
	}
	buildMeshTileSvg(meshData, url);
}

function buildMeshTileSvg(meshs, sourceID){
	var tileGroup =  svgImage.createElement("g");
	tileGroup.setAttribute("data-src",sourceID);
	
	for ( var meshNumb in  meshs ){
		var gxy = mesh2LatLng(meshNumb); // .latitude,.longitude,.latSpan,.lngSpan
		
		var rect = svgImage.createElement("rect");
		rect.setAttribute("x",gxy.longitude * 100);
		rect.setAttribute("y",(gxy.latitude + gxy.latSpan) * -100);
		rect.setAttribute("width",gxy.lngSpan * 100);
		rect.setAttribute("height",gxy.latSpan * 100);
		rect.setAttribute("content",meshs[meshNumb].join(" "));
//		var fillHue = getHue(meshs[meshNumb][0]);
		var RGBs=[];
		for ( lgCode of meshs[meshNumb]){
			RGBs.push(HSVtoRGB(getHue(lgCode),255,255));
		}
		var fillColor = getColorString(blendColor(RGBs));
//		var fillColor = getColorString(HSVtoRGB(fillHue,255,255));
		rect.setAttribute("fill",fillColor);
		//rect.setAttribute("fill","red");
		
		tileGroup.appendChild(rect);
	}
	svgImage.documentElement.appendChild(tileGroup);
	svgMap.refreshScreen();
}

function blendColor(colors){ // 加色混合
	var ans={r:0,g:0,b:0};
	for ( color of colors ){
		ans.r += color.r;
		ans.g += color.g;
		ans.b += color.b;
	}
	ans.r = Math.floor(ans.r / colors.length);
	ans.g = Math.floor(ans.g / colors.length);
	ans.b = Math.floor(ans.b / colors.length);
	return ( ans );
}

async function loadText(url){ // テキストデータをfetchで読み込む
	var response = await fetch(url);
	var txt = await response.text();
	return ( txt );
}


// ===================================================================================
// 以下は地域基準メッシュライブラリ

var m1LatSpan = 1/1.5, m1LngSpan = 1;
var m2LatSpan = m1LatSpan/8, m2LngSpan = m1LngSpan/8;
var m3LatSpan = m2LatSpan/10, m3LngSpan = m2LngSpan/10;
var m4LatSpan = m3LatSpan/2, m4LngSpan = m3LngSpan/2;

function mesh2LatLng( meshStr ){
	// mesh4は定義が怪しい
	var latitude,longitude; // south,east corne
	var latSpan,lngSpan;
	var m1Lat,m1Lng,m2Lat,m2Lng,m3Lat,m3Lng,m4;
	if ( meshStr.length > 3){
		m1Lat = Number(meshStr.substring(0,2));
		m1Lng = Number(meshStr.substring(2,4));
		latitude  = m1Lat / 1.5;
		longitude = 100 + m1Lng;
		latSpan = m1LatSpan;
		lngSpan = m1LngSpan;
		if ( !latitude || !longitude ){
			return {
				latitude : null,
				longitude : null
			}
		}
		if ( meshStr.length > 5 ){
			m2Lat = Number(meshStr.substring(4,5));
			m2Lng = Number(meshStr.substring(5,6));
			latitude  += m2Lat * m2LatSpan;
			longitude += m2Lng * m2LngSpan;
			latSpan = m2LatSpan;
			lngSpan = m2LngSpan;
			if ( meshStr.length > 7 ){
				m3Lat = Number(meshStr.substring(6,7));
				m3Lng = Number(meshStr.substring(7,8));
				latitude  += m3Lat * m3LatSpan;
				longitude += m3Lng * m3LngSpan;
				latSpan = m3LatSpan;
				lngSpan = m3LngSpan;
				if ( meshStr.length == 9 ){
					m4 = meshStr.substring(8);
					switch(m4){
					case "1":
						// do nothing
						break;
					case "2":
						longitude += m4LngSpan;
						break;
					case "3":
						latitude += m4LatSpan;
						break;
					case "4":
						latitude += m4LatSpan;
						longitude += m4LngSpan;
						break;
					}
					latSpan = m4LatSpan;
					lngSpan = m4LngSpan;
				}
			}
		}
	}
	return {
		latitude: latitude,
		longitude: longitude,
		latSpan : latSpan,
		lngSpan : lngSpan
	}
}

function latLng2Mesh(lat,lng,meshLevel){
	lat = lat*1.5;
	lng = lng - 100;
	var m1Lat = Math.floor(lat);
	var m1Lng = Math.floor(lng);
	
	if ( meshLevel==1){
		return ( m1Lat.toString() + m1Lng.toString() );
	}
	
	lat = lat - m1Lat;
	lng = lng - m1Lng;
	
	lat = lat * 8;
	lng = lng * 8;
	
	var m2Lat = Math.floor(lat);
	var m2Lng = Math.floor(lng);
	
	if ( meshLevel==2){
		return ( m1Lat.toString() + m1Lng.toString() + m2Lat.toString() + m2Lng.toString() );
	}
	
	lat = lat - m2Lat;
	lng = lng - m2Lng;
	
	lat = lat * 10;
	lng = lng * 10;

	var m3Lat = Math.floor(lat);
	var m3Lng = Math.floor(lng);
	
	if ( meshLevel==3){
		return ( m1Lat.toString() + m1Lng.toString() + m2Lat.toString() + m2Lng.toString() + m3Lat.toString() + m3Lng.toString() );
	}
	
	lat = lat - m3Lat;
	lng = lng - m3Lng;
	
	lat = lat * 2;
	lng = lng * 2;

	var m4Lat = Math.floor(lat);
	var m4Lng = Math.floor(lng);
	var m4Num = 1;
	if ( m4Lat==1 ){
		m4Num += 2;
	}
	if ( m4Lng==1 ){
		m4Num += 1;
	}
	
	if ( meshLevel==4){
		return ( m1Lat.toString() + m1Lng.toString() + m2Lat.toString() + m2Lng.toString() + m3Lat.toString() + m3Lng.toString() + m4Num.toString() );
	}
	
	return (null);
}



function getMeshArray(geoBbox, meshLevel){
	var latStep, lngStep;
	if ( meshLevel == 1 ){
		latStep = m1LatSpan;
		lngStep = m1LngSpan;
	} else if ( meshLevel == 2 ){
		latStep = m2LatSpan;
		lngStep = m2LngSpan;
	} else if ( meshLevel == 3 ){
		latStep = m3LatSpan;
		lngStep = m3LngSpan;
	} else if ( meshLevel == 4 ){
		latStep = m4LatSpan;
		lngStep = m4LngSpan;
	} else {
		return ( null );
	}
		
	var ans = [];
	for ( var mx = geoBbox.x ; mx < geoBbox.x + geoBbox.width + lngStep ; mx += lngStep){
		if ( mx > geoBbox.x + geoBbox.width ){
			mx = geoBbox.x + geoBbox.width;
		}
	// geoBbox(.x,.y,.wjdth,.height)を包含する最小のメッシュコードのリストを返す
		for ( var my = geoBbox.y ; my < geoBbox.y + geoBbox.height + latStep ; my += latStep){
			if ( my > geoBbox.y + geoBbox.height ){
				my = geoBbox.y + geoBbox.height;
			}
//			console.log(mx,my);
			ans[latLng2Mesh(my,mx,meshLevel)]=true;
		}
	}
	
	var ans2=[];
	for ( mesh in ans ){
		ans2.push(mesh);
	}
	
	return ( ans2 );
}

// ===================================================================================


function getHue(str){ // 文字列からハッシュ関数(jenkinsOneAtATimeHash)を使って適当なHUE値(0..359)を得る
	return(jenkinsOneAtATimeHash(str)%360);
}

//https://stackoverflow.com/questions/7616461/generate-a-hash-from-string-in-javascript
//Credits (modified code): Bob Jenkins (http://www.burtleburtle.net/bob/hash/doobs.html)
//See also: https://en.wikipedia.org/wiki/Jenkins_hash_function
//Takes a string of any size and returns an avalanching hash string of 8 hex characters.
function jenkinsOneAtATimeHash(keyString){
	let hash = 0;
	for (charIndex = 0; charIndex < keyString.length; ++charIndex){
		hash += keyString.charCodeAt(charIndex);
		hash += hash << 10;
		hash ^= hash >> 6;
	}
	hash += hash << 3;
	hash ^= hash >> 11;
	//4,294,967,295 is FFFFFFFF, the maximum 32 bit unsigned integer value, used here as a mask.
	return (((hash + (hash << 15)) & 4294967295) >>> 0);
};

function HSVtoRGB (h, s, v) { // from http://d.hatena.ne.jp/ja9/20100903/1283504341
	var r, g, b; // 0..255
	while (h < 0) {
		h += 360;
	}
	h = h % 360;
	
	// 特別な場合 saturation = 0
	if (s == 0) {
		// → RGB は V に等しい
		v = Math.round(v);
		return {'r': v, 'g': v, 'b': v};
	}
	s = s / 255;
	
	var i = Math.floor(h / 60) % 6,
	f = (h / 60) - i,
	p = v * (1 - s),
	q = v * (1 - f * s),
	t = v * (1 - (1 - f) * s);

	switch (i) {
	case 0 :
		r = v;  g = t;  b = p;  break;
	case 1 :
		r = q;  g = v;  b = p;  break;
	case 2 :
		r = p;  g = v;  b = t;  break;
	case 3 :
		r = p;  g = q;  b = v;  break;
	case 4 :
		r = t;  g = p;  b = v;  break;
	case 5 :
		r = v;  g = p;  b = q;  break;
	}
	return {'r': Math.round(r), 'g': Math.round(g), 'b': Math.round(b)};
}

function getColorString(rgb){
	return ("#"+ pad16(rgb.r) + pad16(rgb.g) + pad16(rgb.b));
}

function pad16( val ){
	var bv =  "00" + val.toString(16);
	bv = bv.substr(bv.length - 2, 2);
	return ( bv );
}

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